年齢を重ねると、ちょっとした不調が気になりはじめませんか?
季節の変わり目に肌がかゆくなったり、なんとなく喉に違和感があったり、前より疲れやすくなったり。
そんな中で「量より質」を意識するようになり、さらには毎日の献立を考える手間からも解放されたくて、GREEN SPOONを試してみることにしました。
「健康をテーマにしたサービスだから添加物は少ないだろう」と思っていました。しかし、「GREEN SPOON 添加物」と検索すると、「無添加」と紹介する記事もあれば、そうでない記事もあり、どれが正しい情報なのか分からなくなったのです。
そこでこの記事では、GREEN SPOON公式が公開している情報と、実際に私が注文した商品のパッケージ表示を照らし合わせながら、添加物の実態を確認していきます。イメージだけで判断せず、根拠を持って理解したい方の参考になればと思います。
GREEN SPOONは無添加?「GREEN PROMISE」からわかる結論

最初にズバッと言っちゃうと、GREEN SPOONは完全無添加ではありません。
これは決して悪いことを言いたいわけではなく、公式サイトにも記載されています。
GREEN SPOONは「GREEN PROMISE」という独自の約束を公開していて、そこには本来の風味や旨みを生かした自然な味わいを楽しんでもらうため、必要のない食品添加物は使わないと書かれています。
つまり「添加物を一切使わない」ではなく、「必要のないものは使わない」という考え方なんです。この違い、意外と見落としがちだと思います。

使わないと明言されている添加物

GREEN SPOONでは、独自のガイドラインで以下の添加物を使用しないと定めています。
| カテゴリ | 使用しない添加物の例 |
|---|---|
| 保存料 | 安息香酸、ソルビン酸、プロピオン酸 など |
| 甘味料 | アスパルテーム、アセスルファムK、サッカリン など |
| 着色料 | 赤色2号・3号・40号、黄色4号・5号、二酸化チタン など |
| 発色剤 | 亜硝酸ナトリウム、硝酸カリウム など |
| 漂白剤 | 亜塩素酸ナトリウム、亜硫酸ナトリウム など |

いわゆる「体に悪そうかも?」というイメージを持たれやすい添加物を、使用しない方針だというのが分かります。
「無添加」という言葉、実は昔は公式でも使われていました

ちょっと面白い発見だったのですが、GREEN SPOONの過去のお知らせページを見ると、2022年時点では調味料まですべてが無添加であることにこだわって商品を開発してきたという説明がされていました。

一方で、現在のGREEN PROMISEのページには「無添加」という言葉そのものは使われておらず、「必要のない食品添加物は使わない」という表現に変わっています。
なぜ表現が変わったのか、その理由までは公式サイトからは分かりませんでした。
ただ、事実として、今のGREEN SPOONは「無添加」という言葉を前面には出していない、ということは知っておくと参考になると思います。
ちなみに、宅配おかずサービスの中には「無添加」の基準が会社によって大きく違うケースもあります。
たとえばシェフの無添つくりおきのように、化学調味料やエキス類まで踏み込んで避けているサービスもあれば、GREEN SPOONのように「必要な場合のみ使う」という考え方のサービスもあります。
どちらが正しいというより、自分がどこまでのレベルを求めるかで選ぶものだと思います。

ここまでは公式サイトの説明ですが、「じゃあ実際に届く商品はどうなの?」というのが一番気になるところですよね。

次の章では、実際に私が注文した商品で、サイトの表示と届いたパッケージの表示を照らし合わせてみます。
実際に注文した商品で確認!サイト表記と商品パッケージの違い

公式サイトの説明はわかった。
じゃあ「実際に届く商品ではどうなの?」
そこで、私が実際に注文した「ハーブ香る白身魚の贅沢タルタルソース」を例に、公式サイトの商品ページに書かれている表示と、実際に届いた商品パッケージの表示を見比べてみます。
サイト表記で確認できること
まず、公式サイトの商品ページに書かれている原材料表示はこちらです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 主な原材料 | 鱈のフリット、ブロッコリー、赤黄パプリカ、マヨネーズ、モロッコいんげん、牛乳、スイートレリッシュ、卵黄粉末、コンソメ顆粒 など |
| 添加物(/以降の表示) | 調味料(アミノ酸)、加工でん粉、乳化剤 |
添加物としては3種類のみで、保存料や合成着色料といった、GREEN SPOONが使わないとしている添加物には該当していません。

実際のパッケージで確認できたこと

次に、実際に届いた商品パッケージの裏面を見てみると、こう書かれていました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 原材料 | 鱈のフリット(すけそうだら(国産)、衣(澱粉、小麦粉、植物油脂、砂糖、食塩))、揚げ油(大豆油)(ベトナム製造)、ブロッコリー(エクアドル)、赤黄パプリカ(中国)、マヨネーズ、モロッコいんげん、牛乳、スイートレリッシュ、卵黄粉末、コンソメ顆粒、ガーリックパウダー、ジンジャーパウダー、食塩、黒こしょう、ディルウィード |
| 添加物 | 加工でん粉、糊料(加工でん粉、HPMC、増粘多糖類)、調味料(アミノ酸) |
サイトとパッケージ、ここが違いました
見比べてみると、いくつか違いがあることに気づきました。
| 項目 | サイト表記 | パッケージ表記 |
|---|---|---|
| 主原料の表記 | 鱈のフリット | 鱈のフリット(すけそうだら〈国産〉、衣) |
| 添加物 | 調味料(アミノ酸)、加工でん粉、乳化剤 | 加工でん粉、糊料(加工でん粉、HPMC、増粘多糖類)、調味料(アミノ酸) |
| 産地情報 | ブロッコリー(エクアドル)、赤黄パプリカ(中国)のみ記載 | すけそうだらの産地(国産)も追加で記載 |
正直、最初にこれを見たときは「あれ、違う?」と驚きました。パッケージの方が「糊料」という表記が加わっていたり、逆にサイトにあった「乳化剤」がパッケージには見当たらなかったりと、細かい部分で差があります。
なぜ表記に違いがあるのか
これについて公式のFAQを確認してみたところ、GREEN SPOONではフードロス削減の取り組みとして、商品をリニューアルする際に旧レシピの商品をすぐに廃棄せず、旧レシピ商品の販売が終了するまでは新旧どちらかの商品が届く場合があると案内されていました。また、商品ページにも「製造時期によりサイト表記と製品表示に一部相違がある場合がございます」という注意書きが添えられています。
つまり、今回見つかった違いは、何か隠しているというより、商品の切り替え時期による表示のズレである可能性が高いと考えられます。
とはいえ、サイトの表示だけを見て安心せず、届いた商品のパッケージも実際に確認する方が確実だと、身をもって感じました。
同じように、気になる商品があれば公式サイトの商品ページと、届いたパッケージの両方をチェックしてみることをおすすめします。具体的な確認方法は、記事の最後にあるよくある質問でも触れています。
使われている添加物と品質管理への取り組み

では、実際に使われている添加物ってどんなのがあるのか、ひとつずつ見ていきますね!
ハーブ香る白身魚の贅沢タルタルソースで確認できた添加物の役割

| 添加物名 | 役割 | 身近な例でいうと |
|---|---|---|
| 加工でん粉 | とろみをつけたり、食感を良くしたりする | 片栗粉でとろみをつけるのに近いイメージ |
| 糊料(加工でん粉、HPMC、増粘多糖類) | ソースのとろみを保ち、水分と油分が分離しにくくする | 解凍しても水っぽくならないようにする働き |
| 調味料(アミノ酸) | うま味を補う | 昆布だしのうま味成分だけを取り出して使うイメージ |
加工でん粉・糊料について
消費者庁の資料では、加工でん粉のなかまは11種類あり、いずれもでんぷんを原料にしていて、食感を良くしたり、とろみを安定させたりする目的で使われていると説明されています。
パッケージに書かれていた「糊料」は、「増粘剤」や「安定剤」とほぼ同じ意味で使われる言葉です。同じ資料でも、糊料は増粘剤・安定剤・ゲル化剤とまとめて紹介されています。
よく使われている商品の一例
| 食品の例 | 主な添加物 | 主な使用目的 |
|---|---|---|
| 冷凍チャーハン | 加工でん粉 | ご飯や具材の食感を保つため |
| 即席麺 | 加工でん粉 | 麺のコシや食感を保つため |
| あんかけ弁当・中華丼 | 加工でん粉・糊料 | とろみを維持するため |
| ごまドレッシング | 糊料 | なめらかさを保ち、分離を防ぐため |
調味料(アミノ酸)について
調味料(アミノ酸)は、食品のうま味やコクを引き出すために使われる食品添加物です。
昆布やかつお節などのうま味成分をもとに作られており、冷凍食品やレトルト食品、スナック菓子など幅広い食品で使われています。
よく使われている商品の一例
| 食品の例 | 主な添加物 | 主な使用目的 |
|---|---|---|
| カップ麺・袋麺 | 調味料(アミノ酸等) | うま味やコクを加えるため |
| ポテトチップス・スナック菓子 | 調味料(アミノ酸等) | 味に深みを出すため |
| 冷凍餃子・冷凍チャーハン | 調味料(アミノ酸等) | うま味を引き立てるため |
| レトルトカレー・レトルト丼 | 調味料(アミノ酸等) | 味のバランスを整え、コクを加えるため |

普段よく口にする食品にも幅広く使われていることを考えると、GREEN SPOONの商品に含まれていたことも、特別なことではないと言えそうです。
添加物はどうやって使用が認められている?
食品添加物は、どれでも自由に使えるわけではありません。
日本では、専門機関による安全性の評価が行われ、人の健康への影響がないと確認されたものだけが使用を認められています。
また、添加物ごとに使用できる食品や使用量の基準が定められており、そのルールに従って使用されています。
つまり、食品添加物は国が安全性を確認し、使用方法まで定めたうえで認められているものです。
製造工程の管理について
GREEN PROMISEでは、GREEN SPOONの取り組みとして以下が挙げられています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 衛生管理 | HACCPに沿った衛生管理を実施 |
| 認証 | FSSC22000・JFS-B認証取得工場で製造 |
| 検査 | 微生物検査、理化学検査などを実施 |
「認証取得工場で製造」という言葉だけだと少し分かりにくいですが、これは社内だけで「安全です」と言っているのではなく、外部の第三者機関が定期的に工場を審査し、基準を満たしていると認めた場所でつくられている、ということです。
認証は一度取れば終わりではなく、数年ごとに更新審査があり、継続してチェックを受け続ける仕組みになっています。

ここに出てくる「HACCP」「FSSC22000」「JFS-B」について、それぞれ簡単に補足します。
HACCPとは

厚生労働省の説明を分かりやすくすると、次のような衛生管理の手法です。
現在は多くの食品事業者に義務づけられている衛生管理の方法です。
FSSC22000とは
「Food Safety System Certification」の略で、食品安全管理に関する国際規格です。ISO22000をベースに、食品安全の向上を目的とする国際的な非営利団体GFSI(国際食品安全イニシアチブ)が承認したスキームの一つで、HACCPの考え方を含みつつ、より幅広い管理項目を求める規格です。
JFS-Bとは

一般財団法人食品安全マネジメント協会(JFSM)が開発・運営する、日本発の食品安全認証規格です。食品安全マネジメントシステム、HACCP、適正製造規範(GMP)という3つの要求事項で構成されており、国内取引を前提とする食品事業者が多く取得しています。

つまり、食品の安全管理について複数の基準をクリアした工場で作られているということです。
よくある質問
- QGREEN SPOONは無添加ですか?
- A
完全無添加ではありません。GREEN SPOONは「GREEN PROMISE」という独自の方針を掲げ、必要のない食品添加物は使わないとしていますが、加工でん粉や調味料(アミノ酸)など、品質を保つために必要な添加物は商品によって使われています。
保存料、合成甘味料、合成着色料、発色剤、漂白剤については独自ガイドラインで使用しないと明記されています。
- Q添加物は体に悪いですか?
- A
食品添加物は、消費者庁の説明によると、専門機関による安全性評価を受け、人の健康を損なうおそれがないと確認されたものだけが、使用量の基準を定めたうえで使用を認められています。そのため、使用が認められている添加物自体が一律に危険というわけではありません。ただし、添加物への向き合い方には個人差があるため、気になる場合は商品ごとの原材料表示を確認することをおすすめします。
食品添加物 | 消費者庁
- Q商品によって添加物の内容は違いますか?
- A
はい、商品によって使われている添加物の種類や量は異なります。今回の記事で紹介した「ハーブ香る白身魚の贅沢タルタルソース」では加工でん粉、糊料、調味料(アミノ酸)が使われていましたが、別の商品では違う添加物が使われている場合や、添加物の表示自体がほとんど見られない商品もあります。気になる商品がある場合は、公式サイトの商品ページと、実際に届いたパッケージの両方を確認するのが確実です。
- Q原材料表示はどこで確認できますか?
- A
公式サイトでは、各商品ページの原材料欄に記載されています。GREEN SPOON公式サイトから気になる商品を選び、ページ内の原材料表示を確認してください。
また、実際に届いた商品のパッケージ裏面にも原材料表示があります。今回の記事でも紹介した通り、サイトの表記とパッケージの表記が完全に一致しないこともあるため、注文した商品が届いたら、パッケージの表示もあわせて確認しておくと安心です。
- QGREEN SPOONの原材料に中国産は使われていますか?
- A
商品によって、原材料の一部に中国産のものが使われている場合があります。
今回確認した「ハーブ香る白身魚の贅沢タルタルソース」では、赤黄パプリカが中国産、揚げ油(大豆油)(ベトナム製造)、ブロッコリーがエクアドル産という表示がありました。
GREEN SPOONでは、中国産だからといって表示が隠されているわけではなく、他の原材料と同様にきちんと開示されています。
まとめ

今回、GREEN SPOONの添加物について、公式サイトの情報と、実際に自分が注文した商品のパッケージを見比べながら確認してきました。
正直なところ、注文したときは添加物のことをほとんど気にしていませんでした。
でも改めて調べてみると、GREEN SPOONは完全無添加ではないものの、必要以上の添加物は使わないという明確な方針があり、保存料や合成着色料といった、GREEN PROMISEで使用しないと定めた添加物はきちんと除外されていることが分かりました。
実際に届いた商品でも、その方針から外れるような添加物は見つかりませんでした。
イメージだけで「健康的だから大丈夫」と判断するより、公式の情報と実物のパッケージを両方確認しておくと、より納得したうえで選べると思います。
気になる商品があれば、公式サイトで原材料表示をチェックしてみてください。

🍽️ GREEN SPOON(グリーンスプーン)を実食レビューしています!
料理の手間は?量は?味は?🤔
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フリーランスで活動しながら、暮らしをちょっとラクにする情報を発信しています😊
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