毎日ちゃんと食べているのに、なんだか体がすっきりしない。だるい、冷える、集中できない——でも病院に行くほどでもない。
そんな「なんとなく不調」を抱えながら、今日もコンビニ飯で済ませていませんか?
その不調、「新型栄養失調」が原因かもしれません。カロリーは足りているのに、必要な栄養素だけが不足するこの状態は、忙しく真面目に生きている人ほど陥りやすいんです。
この記事では、新型栄養失調の原因や不足しやすい栄養素、改善方法をわかりやすく解説します。
そのうえで、忙しい人でも続けやすい方法の一つとして、宅食・ミールキット・冷凍弁当の活用法も紹介します。
- 新型栄養失調とは?「お腹いっぱい食べているのに栄養不足」が起きる理由
- データで知る「日本人の栄養不足」の深刻な実態
- なぜ「忙しい現代人」ほど新型栄養失調になりやすいのか
- 新型栄養失調を改善する5つのポイント
- 「自炊で頑張る」だけが正解じゃない。宅食を取り入れる発想の転換
- 宅食・ミールキット・冷凍弁当の違いを正しく知ろう|自分に合うのはどれ?
- 新型栄養失調対策として選ぶ!サービス選びの5つのチェックポイント
- タイプ別おすすめの選び方|あなたに合うのはどれ?
- 新型栄養失調対策におすすめの宅食サービス
- 体験談|宅食「シェフの無添つくりおき」を実際に使ってみた正直な感想
- まとめ|無理なく続けられる方法で栄養バランスを整えよう
新型栄養失調とは?「お腹いっぱい食べているのに栄養不足」が起きる理由

「栄養失調」と聞くと、食べるものがなくて痩せ細っているイメージを持つ人が多いのではないでしょうか?
でも毎日しっかり食べている人でも栄養不足になることがある——それが「新型栄養失調」なんです。
まずはその仕組みから確認していきましょう。
昔の栄養失調とは別物!現代に増えている「新しい栄養不足」の正体
ポイントは、従来の栄養失調と新型栄養失調は「何が不足しているか」がまったく違います。 まず、それぞれをざっくり整理するとこんな感じです。
| 従来の栄養失調 | 新型栄養失調 | |
|---|---|---|
| カロリー | 足りていない | 足りている |
| 栄養素 | 全体的に不足 | 特定の栄養素だけ不足 |
| 見た目 | 痩せ細る | 一見ふつう(気づきにくい) |
| 原因 | 食べるものがない | 食事の内容が偏っている |
従来の栄養失調は、食べるものが足りなくてカロリーそのものが不足する状態。
戦時中や食糧難の時代のイメージ通りのものですね。
一方で新型栄養失調は、お腹はいっぱいなのに、たんぱく質・ビタミン・ミネラルといった「体の調子を整える栄養素」だけが不足していく状態です。
一番厄介なのが「見た目では気づきにくい」という点。
体重が減るわけでも、急に倒れるわけでもない。だから「なんとなく不調」のまま放置されやすいんです。
コンビニ食・外食・麺類中心の生活で何が不足するのか

特に不足しやすいのは、次の栄養素です。
- たんぱく質(筋肉・免疫細胞・ホルモンの材料になる栄養素)
- 鉄分(全身に酸素を運ぶヘモグロビンの原料)
- カルシウム(骨や歯を作り、神経の働きを整える)
- ビタミンB群(糖質をエネルギーに変えるために必要な栄養素)
- 食物繊維(腸内環境を整える)
たとえばコンビニで「おにぎり+カップ麺」という昼食を思い浮かべてみてください。
カロリーは700〜800kcal程度取れているかもしれませんが、野菜・肉・魚がほぼ入っていないため、上記の栄養素はほとんど摂れていません。
これが週5日、何ヶ月も続いたら?
体が栄養不足になっていくのは、なんとなく想像できるのではないでしょうか?
外食も「丼もの・ラーメン・パスタ」のような一品料理中心だと同様で、主食(炭水化物)に偏りがちで副菜の野菜やたんぱく質が圧倒的に少ないんです。
こんな症状に当てはまったら要注意!セルフチェックリスト
新型栄養失調は血液検査をしないと正確にはわかりません。ただ、日常生活の中でこんなサインが出ていたら、栄養不足を疑ってみる価値はあります。
- □ 十分寝ているのに、朝からだるさが取れない
- □ 午後になると集中力がガクッと落ちる
- □ 手足が冷えやすく、特に夜は足先が冷たい
- □ 肌が乾燥しやすい、髪がパサつく
- □ 少し動いただけで息切れや動悸がする
これらは、鉄不足・たんぱく質不足・ビタミン不足などが引き起こす典型的なサインです。いくつか当てはまった……という人、正直けっこう多いんじゃないでしょうか。
これらの症状は、鉄不足・たんぱく質不足・ビタミン不足などで見られることがありますが、新型栄養失調だけに見られるものではありません。
睡眠不足やストレス、貧血、甲状腺の病気など、ほかの原因でも同じような症状が現れることがあります。
「セルフチェックで当てはまる項目が多い」「症状が長く続いている」「日常生活に支障が出るほどつらい」といった場合は、自己判断せず医療機関を受診しましょう。
まずは内科やかかりつけ医に相談し、必要に応じて血液検査などで原因を調べてもらうと安心です。
データで知る「日本人の栄養不足」の深刻な実態

「新型栄養失調って、自分には関係ないかな」と思っていませんか?
国の調査データを見ると、これが決して他人事ではないことがわかります。数字で見るとちょっとびっくりします。
20〜30代女性の5人に1人が「やせすぎ」状態

https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/001338334.pdf
厚生労働省の令和5年調査によると、20〜30代女性のやせ(BMI=体重÷身長²で18.5未満の状態)の割合はなんと20.2%。
つまり5人に1人が、栄養不足のリスクが高いんです。
「でも私は痩せ願望があるし…」という人もいるかもしれませんが、やせすぎは免疫力の低下・骨粗しょう症・将来的な不妊リスクにもつながると言われています。
数字として見ると、ちょっと無視できない話ですね。
※出典:厚生労働省「令和5年国民健康・栄養調査」 https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/001338334.pdf
忙しい世代ほど起こりやすい栄養の偏り
厚生労働省「国民健康・栄養調査」では、女性は鉄の摂取量が不足しやすく、年代によっては推奨量を下回る傾向があるとされています。
鉄は、酸素を運ぶヘモグロビンの材料となる重要な栄養素です。不足すると、疲れやすさや息切れ、集中力の低下などにつながることがあります。
カロリーは足りていても栄養が不足する「新型栄養失調」も問題とされており、日々の食事バランスの見直しが大切です。
※参考:厚生労働省「国民健康・栄養調査」
https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kenkou_eiyou_chousa.html
20代女性のカルシウムは推奨量の約7〜8割しか摂れていない
カルシウム(骨や歯を作り、神経の働きを整えるミネラル)の推奨摂取量は成人女性(18〜29歳)の推奨量は650mg。
ところが厚生労働省の国民健康・栄養調査によると、女性の20歳以上の平均摂取量はわずか494mgにとどまっています。
推奨量の約7〜8割しか摂れていない計算で、特に20代はさらに少ない傾向が続いています。
カルシウムが慢性的に不足すると、骨密度(骨の密度・丈夫さ)が低下し、将来的に骨粗しょう症になるリスクが高まります。
「骨の問題は高齢になってから」と思いがちですが、骨密度は20代がピーク。今の食生活が10〜20年後の体を作っているんですよ。
※参考:健康長寿ネット「カルシウムの働きと1日の摂取量」(公益財団法人 長寿科学振興財団)
https://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/eiyouso/mineral-ca.html (厚生労働省「令和元年国民健康・栄養調査」データ引用)
お弁当・惣菜を週1回以上使う人が男女ともに約半数

厚生労働省の令和元年調査によると、持ち帰りの弁当・惣菜を週1回以上利用している割合は男性47.2%・女性44.3%。
約半数の人がすでにコンビニや惣菜に頼っているわけですが、問題はその中身です。コンビニ弁当や惣菜は手軽な反面、野菜・たんぱく質・ミネラルが不足しやすい構成になっていることが多い。「手軽さ」を優先した結果、栄養が偏っていく——これが新型栄養失調につながる現実です。
※参考:厚生労働省「令和元年国民健康・栄養調査」 https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000687163.pdf
こうして数字で見ると、新型栄養失調は「一部の人の話」ではないことがよくわかります。
では次の章で、なぜ忙しい人ほどこのリスクが高いのか、もう少し掘り下げていきましょう。
なぜ「忙しい現代人」ほど新型栄養失調になりやすいのか

「栄養バランスが大事なのはわかってる。でも現実問題、無理なんだよ……」という気持ち、よくわかります。
新型栄養失調になりやすい人には、いくつか共通したパターンがあるんです。
あなたも当てはまっていないか、一緒に確認してみましょう。
自炊が続かない3つの壁
大切なのは、自炊が続かない理由は「意志の弱さ」ではありません。
構造的に続けにくい環境になっているんです。 多くの人が自炊の前に直面する壁はこの3つです。
- 時間の壁:料理する時間が取れない
- 買い物の壁:食材を買いに行く余裕がない、使い切れず捨ててしまう
- 後片付けの壁:料理より洗い物が面倒で結局やる気が出ない
たとえばスーパーで「今週は自炊しよう」と食材を買い込んでも、3日後には冷蔵庫の中で野菜がしなびている……という経験、ありませんか?
結局使い切れずに捨ててしまい、「もったいないからもう買わない」と外食やコンビニ頼りに戻る。
このサイクルに一度入ると、なかなか抜け出せないんですよ。
一人暮らしが特にリスクの高い理由

一人暮らしが新型栄養失調になりやすい最大の理由は、「食事を手抜きしても誰にも気づかれない」という環境にあります。
家族と住んでいれば食卓に自然と品数が揃いますが、一人だとそうはいきません。
今日の夕食が「納豆ご飯だけ」でも「菓子パン1個」でも、誰も何も言わない。その気づきにくさが、栄養不足を深刻にしていくんです。

その実態を厚生労働省のデータが裏付けています。国民健康・栄養調査によると、一人暮らしの20代男性の朝食欠食率(朝ごはんを抜く割合)はなんと65.5%。
3人に2人が朝食を食べていない計算です。
30代男性でも41.4%、20代女性でも29.0%という数字が出ています。
朝食を1食抜くだけで、その日に摂れる栄養素の総量はぐっと下がります。
残り2食で補おうとしても、忙しい平日にはなかなか追いつかないのが現実です。
※参考:厚生労働省「国民健康・栄養調査」
https://www.mhlw.go.jp/shingi/2006/06/dl/s0613-8b03.pdf
「健康に気をつけているつもり」が落とし穴になるケース

これが一番やっかいなパターンで、「気をつけているのに、気づいたら栄養不足」という状態に陥りやすいんです。 具体的にはこんなケースが当てはまります。
- ダイエット中の極端な食事制限:カロリーを削ると、必要な栄養素まで一緒に削られてしまう
- 昼食がサラダだけ:野菜は摂れても、たんぱく質・鉄・カルシウムはほぼゼロ
- 「ヘルシー食品」への過信:サラダチキンやカット野菜だけでは、栄養バランスとして不十分なことも
レタスやきゅうり中心のサラダに含まれる栄養素は実はごくわずかで、鉄分やたんぱく質の補給にはほとんど役立ちません。
「ちゃんとヘルシーなものを選んでいる」という安心感が、かえって栄養不足のサインを見逃す原因になることも少なくありません。
新型栄養失調は「食生活を気にしない人がなるもの」ではなく、むしろ忙しく、真面目に生きている人ほど陥りやすいものだとわかります。
では次の章で、「頑張って自炊しなくても栄養を整える」という発想の転換について見ていきましょう。
新型栄養失調を改善する5つのポイント
「自分が新型栄養失調かも」と感じたら、まず何から始めればいいのか。難しく考える必要はありません。今日からできる5つのポイントを確認しておきましょう。
① たんぱく質を毎食摂る

まず意識してほしいのが、たんぱく質(筋肉・免疫細胞・ホルモンなど体の材料になる栄養素)を毎食取り入れること。
1日まとめて食べても体に吸収されにくいため、朝・昼・夜の3食にわけて摂るのがポイントです。意識するだけで食事の組み立て方が変わってきます。
たんぱく質を含む食品の例はこちらです。
- 肉類(鶏むね・豚ロース・牛もも)
- 魚介類(鮭・サバ・ツナ缶)
- 卵・豆腐・納豆
- 乳製品(牛乳・ギリシャヨーグルト・チーズ)
コンビニでも「サラダチキン」「ゆで卵」「豆腐」などで手軽に補えます。まず1食だけ意識して追加するところから始めてみてください。
② 野菜だけでなく肉・魚・卵も食べる

「野菜をたくさん食べているから健康」とは限りません。
野菜に含まれる栄養素は豊富ですが、たんぱく質・鉄・亜鉛といった栄養素は肉・魚・卵からしか効率よく摂れないものも多いんです。
特に注意したいのが「植物性の鉄(非ヘム鉄)」と「動物性の鉄(ヘム鉄)」の違いです。
ほうれん草などに含まれる植物性の鉄は体への吸収率が約2〜5%なのに対し、肉や魚に含まれる動物性の鉄は約15〜25%と大きく異なります。
「野菜中心にしているのになんとなく不調」という方は、肉・魚・卵を意識的に加えるだけで変化を感じやすくなりますよ。
③ 朝食を抜かない

厚生労働省「国民健康・栄養調査」では、20代は男女とも朝食欠食率が最も高い年代とされています。
朝食を抜くと1日に摂取できる栄養素の総量が減り、残り2食だけで必要な栄養を補うことが難しくなる場合があります。
朝食を抜くと1日の栄養摂取量が一気に下がり、残り2食で補うのが難しくなります。
「朝は食欲がない」という方は、最初からフルの食事を用意しなくても大丈夫です。
- バナナ1本+牛乳
- ゆで卵+ヨーグルト
- 納豆ご飯だけ
これだけでも朝食を抜くよりずっとましです。「何か口に入れる」習慣から始めてみてください。
参考:総務省統計局 21A-Q03 朝食を欠食する者の割合
https://www.stat.go.jp/library/faq/faq21/faq21a03.html?utm_source=chatgpt.com
④ 必要なら血液検査を受ける

「なんとなく不調が続く」「セルフチェックでいくつか当てはまった」という方は、一度血液検査を受けることをおすすめします。
鉄・カルシウム・ビタミンDなどの不足は、自覚症状だけでは判断しにくく、血液検査で初めて数値として把握できます。かかりつけ医に「栄養状態を確認したい」と伝えるだけで検査してもらえることが多いです。
自己判断でサプリメントを大量に摂取するより、まず現状を数値で把握してから対策を取る方が確実で安全です。
サプリメントは、不足しがちな栄養素を補う手段として役立つ場合があります。ただし、サプリだけで食生活の問題を解決することはできません。
基本はバランスのよい食事を続けることが大切であり、サプリはあくまで補助的な位置づけとして活用しましょう。貧血や鉄欠乏などが疑われる場合は、自己判断で摂取を続けるのではなく、医療機関で検査や相談を受けることをおすすめします。
⑤ 続けやすい方法として宅食を利用する

ここまで4つのポイントをお伝えしてきましたが、「わかってはいるけど毎日続けるのが難しい」というのが正直なところだと思います。
そこで選択肢の一つとして活用してほしいのが、宅食・ミールキット・冷凍弁当です。
管理栄養士が監修・設計している宅食サービスでは、栄養バランスに配慮した献立が提供されているものがあります。
たんぱく質の量・野菜と肉のバランス・栄養素の組み合わせを、自分で考えなくていい。それだけで、栄養対策のハードルが大きく下がります。
「完璧にやろうとしない」「続けられる方法を選ぶ」——それが新型栄養失調対策の一番の近道です。
5つのポイントを整理すると、こうなります。
| ポイント | 今日からできること |
|---|---|
| ① たんぱく質を毎食摂る | コンビニでサラダチキン・ゆで卵を追加する |
| ② 肉・魚・卵も食べる | サラダに卵やツナをトッピングする |
| ③ 朝食を抜かない | バナナ+牛乳だけでも口に入れる |
| ④ 血液検査を受ける | かかりつけ医に栄養状態の確認を依頼する |
| ⑤ 宅食を利用する | まず初回割引で1回だけ試してみる |
「全部一度にやろう」と思わなくて大丈夫です。できそうなものから1つ選んで、今週だけ試してみてください。
「自炊で頑張る」だけが正解じゃない。宅食を取り入れる発想の転換
新型栄養失調の改善には、まず食生活の見直しが基本です。
必要に応じて医療機関で原因を確認したり、サプリメントを補助的に活用したりする方法もあります。
そのうえで、忙しい日は宅食やミールキットを取り入れるなど、無理なく続けられる方法を選ぶことも大切です。
「栄養を整えたいなら、自炊するしかない」と思い込んでいませんか?
実は、その考え方が第一歩を遠ざけているかもしれません。
自炊・宅食・ミールキット・冷凍弁当を「対立」でなく「組み合わせ」で考える
自炊と宅食は「どちらが正しいか」ではなく、「どう使い分けるか」の話です。
週7日すべてを自炊で乗り切ろうとするから、無理が出てコンビニ一択に戻ってしまう。最初からこんなふうに使い分けると、ずっとラクになります。
- 余裕のある休日 → 自炊
- 平日の疲れた夜 → 冷凍弁当や宅食でレンジで温めるor出すだけ
- 料理したいけど時間がない日 → ミールキットで15分調理
「全部自炊」でも「全部宅食」でもなく、その日に合わせて選ぶ。その結果栄養が偏る日をぐっと減らせます。
「料理を手抜きしている」ではなく「栄養管理をアウトソースする」という視点

宅食を使うことに罪悪感を覚える人は多いと思います。でも仕事に置き換えると、「得意な人に任せた方が質が上がる」場面はよくありますよね。食事も同じです。
多くの宅食サービスは管理栄養士が献立を設計しており、たんぱく質・ビタミン・ミネラルのバランスが1食単位で整えられています。自分で考える手間を省きながら、栄養の質は上がる——そういう使い方ができるんですよ。
「手抜き」ではなく「賢い外注」と捉えると、気持ちがかなりラクになりませんか?
考え方が整理できたところで、次は宅食・ミールキット・冷凍弁当、それぞれの違いと向いている人を具体的に見ていきましょう。
宅食・ミールキット・冷凍弁当の違いを正しく知ろう|自分に合うのはどれ?
「宅食って結局どれも同じじゃないの?」と思っている方、それぞれ特徴がかなり違います。
ではここで3つの違いをサクッと整理しておきましょう。
宅食(調理済み弁当)——届いたらレンジで温めるだけ
こんな人向け:とにかく料理したくない、時間も気力もない人
管理栄養士が設計した食事が、調理済みの状態で届きます。レンジで2〜3分温めるだけで完成。包丁も洗い物も一切いりません。
- 価格の目安:600〜1200円/食
- 栄養バランスが1食単位で整っている
- 量が少なめのものもあるので、ご飯だけ自分で用意するのもあり
ミールキット——15〜20分の調理で「作った感」も残せる
こんな人向け:少しだけ自炊感を残したい人
食材が計量・カットされた状態で届き、レシピ通りに炒めるだけで完成するので、「完全に手放すのはちょっと……」という人にぴったりです
- 価格の目安:700〜1,000円/食
- 食材ロスがほぼ出ない
- 調理と洗い物は発生するので、疲れた日は冷凍弁当と使い分けるのがおすすめ
冷凍弁当——まとめてストックして、食べたいときに使う
こんな人向け:忙しい日に備えてストックしておきたい人
まとめて注文して冷凍庫に保存しておくスタイル。
「冷凍庫を開ければ栄養バランスの整った食事がある」という安心感が持てます。
- 価格の目安:500〜800円/食
- 冷凍保存で1〜6ヶ月程度もつ商品が多い
- 同じメニューが続くと飽きやすいので、複数ブランドの使い分けがコツ
どんな人に何が向く?一目でわかる比較表
| 宅食 | ミールキット | 冷凍弁当 | |
|---|---|---|---|
| 調理の手間 | ほぼゼロ | 15〜20分 | ほぼゼロ |
| 価格目安 | 600〜1200円 | 700〜1,000円 | 500〜800円 |
| 保存 | 冷蔵(数日) | 冷蔵(数日) | 冷凍(1〜6ヶ月) |
| おすすめの使い方 | 毎日の夕食 | 週2〜3回 | 忙しい日のストック |
3つを「どれか1つ」で選ぶより、組み合わせて使うのが一番続けやすいですよ。
どのサービスが自分に合うかイメージが掴めたところで、次は「栄養対策として本当に使えるサービスをどう選ぶか」という基準を見ていきましょう。
新型栄養失調対策として選ぶ!サービス選びの5つのチェックポイント
宅食サービスはたくさんあって、どれを選べばいいか迷いますよね。
「人気ランキング1位」だけで選ぶのではなく、栄養対策の視点で確認してほしいポイントが5つあります。
① 栄養成分が数字で明記されているか
「栄養バランス良好」という言葉だけのサービスは要注意。1食あたりのたんぱく質・鉄・カルシウムなどが具体的な数字で表示されているものを選びましょう。
② 管理栄養士が監修しているか
管理栄養士(栄養の国家資格を持つ専門家)が献立設計に関わっているサービスは、栄養バランスに根拠があります。サービスサイトで確認できるものを選ぶのが安心です。
③ メニューの種類は豊富か
目安は20種類以上。同じメニューが続くと飽きて続かなくなります。「季節ごとのメニュー更新」があるサービスなら、さらに長続きしやすいですよ。
④ 1食あたりのコストは納得できるか
「高い」と感じる前に、こちらで比べてみてください。
| 食事の種類 | 1食あたりの目安 |
|---|---|
| 自炊 | 200〜400円 |
| コンビニ弁当 | 500〜700円 |
| 宅食・冷凍弁当 | 500〜1200円 |
| 外食(定食など) | 800〜1,500円 |
- □ 栄養成分が数字で明記されている
- □ 管理栄養士が監修している
- □ メニューが20種類以上ある
- □ 1食あたりのコストが納得できる
- □ 原材料・添加物が確認できる
次の章では、タイプ別に「自分にはどのサービスが向いているか」を具体的に見ていきます。
タイプ別おすすめの選び方|あなたに合うのはどれ?
「宅食が気になるけれど、自分にはどれが合うのかわからない」という方も多いでしょう。
宅食・ミールキット・冷凍弁当にはそれぞれ特徴があります。まずは、自分の生活スタイルに近いものを選ぶのがおすすめです。
| タイプ | おすすめ | 理由 |
|---|---|---|
| 一人暮らし・自炊が苦手 | 宅食 | 温めるだけで食べられ、調理や片付けの手間がほとんどありません。 |
| 少し自炊も楽しみたい | ミールキット | 食材やレシピがそろっており、短時間で調理できます。 |
| 忙しく不規則な生活 | 冷凍弁当 | 冷凍保存でき、食べたいときにすぐ利用できます。 |
| 高齢の家族の食事が心配 | 高齢者向け宅食 | やわらかさや栄養バランスに配慮した商品が多くあります。 |
どれか一つだけを選ぶ必要はありません。
例えば、休日は自炊、忙しい平日は宅食、時間に余裕がある日はミールキットというように、生活スタイルに合わせて組み合わせることで、無理なく栄養バランスを整えやすくなります。
新型栄養失調対策におすすめの宅食サービス

「栄養バランスを整えたいけれど、自炊を毎日続けるのは難しい」という方には、宅食サービスを上手に取り入れる方法もおすすめです。
ここでは、栄養バランスに配慮した食事を取り入れやすいサービスを紹介します。自分のライフスタイルに合ったものを選んでみてください。
シェフの無添つくりおき|手作りのおかずを冷蔵で楽しみたい人向け
冷蔵で届く作り置きおかずが特徴の宅食サービスです。食品添加物に配慮したメニューが用意されており、忙しい日でも温めるだけで複数のおかずを楽しめます。
ワタミの宅食ダイレクト|冷凍で長期保存したい人向け
冷凍タイプの宅食サービスで、食べたいタイミングに電子レンジで温めるだけ。管理栄養士が設計・監修したメニューが用意されており、ストック用としても便利です。
nosh(ナッシュ)|糖質や塩分に配慮した食事を選びたい人向け
糖質や塩分に配慮したメニューが豊富な冷凍宅食サービスです。メニュー数も多く、飽きにくい点が魅力です。
つくりおき.jp|家族で利用したい人向け
冷蔵で届く家庭料理中心の宅食サービスです。家族でシェアしやすい量のおかずが届くため、共働き世帯や子育て世帯にも人気があります。
体験談|宅食「シェフの無添つくりおき」を実際に使ってみた正直な感想
「宅食って実際どうなの?」と気になっている方のために、実際に使ってみた体験をそのままお伝えします。
今回レビューするのは3人家族での使用体験ですが、「時間がない」「栄養が偏っている」という悩みは一人暮らしの方にも共通する部分が多いはずです。良かった点も、気になった点も、包み隠さず書きます。
使ったのは「シェフの無添つくりおき」——無添加の作り置きおかずが届くサービス

今回試したのは「シェフの無添つくりおき」という宅食サービスです。名前の通り、食品添加物(食品の保存や着色などに使われる化学物質)を使わない手作りおかずが、冷蔵で届くというもの。3人家族(食べ盛りの中学生あり)で、2日間・5品を使い切りました。
一番驚いたのは「5分で夕食が完成する」という体感

正直、「5分で完成」という言葉は半信半疑でした。でも実際にやってみると、本当に5分で食卓が整うんです。
冷蔵庫からおかずを出してレンジへ入れるだけ。献立を考える必要もなく、買い物にも行かなくていい。ギリギリまで仕事をしていても、気づいたら夕食が並んでいる感覚です。
そして同じくらい助かったのが、洗い物の少なさ。フライパンも鍋も一切使わないので、洗うのは皿と箸だけ。食洗機に入れて終わりです。毎日のことなので、この差は思った以上に大きかった。。
まとめ|無理なく続けられる方法で栄養バランスを整えよう

新型栄養失調は、「食べる量」ではなく「食事の内容」が偏ることで起こる栄養不足です。忙しい毎日では、自炊だけで栄養バランスを整えるのが難しいことも少なくありません。
まずは、たんぱく質を毎食取り入れる、朝食を抜かない、肉・魚・卵を意識して食べるなど、できることから始めてみましょう。必要に応じて、管理栄養士が監修・設計した宅食サービスやミールキットを活用するのも、無理なく続ける方法の一つです。
食生活を見直しても体調が改善しない場合や、強いだるさ・息切れ・体重減少などの症状が続く場合は、新型栄養失調以外の原因も考えられます。気になる症状があるときは、自己判断せず、早めに医療機関へ相談しましょう。
まずは気になる宅食サービスのお試しセットや初回キャンペーンを利用して、自分の生活スタイルに合う方法を見つけてみてください。
-
フリーランスで動画編集をしています。
納期前はいつもギリギリ。
気づけば夕方、冷蔵庫は空っぽ。
そんな生活を救ってくれたのが宅配サービスでした。
「もっと早く知りたかった」というのが正直な感想です。
仕事の合間の楽しみは、温泉とサウナ。
整った後のビールが最高です。
おいしいものを食べに行くのも大好きで、
気になるお店はすぐメモするタイプ。
忙しい毎日の中で見つけた「ラクして満足できるもの」を、
この記事でも紹介していけたらと思っています。







